ユニバーサルデザイン
由来
ユニバーサルデザインは、障害者だったロナルド・メイス氏が、バリアフリー対応設備のバリアフリーデザインでは一般の消費者向けではないので、デザインが悪く、価格が高いなどの問題があり、障害を特別扱いせずにすべての人にできるだけ使いやすくするユニバーサルデザインを唱え、世界各地へ広まりました。
このような「多くの方に使いやすいものを作ってあげよう」というユニバーサルデザインの思想には『心のやさしさや思いやり』があります。当協会は、そのような精神を尊重し、障害者に特化したものではなく老若男女、国籍を問わずすべての人に対して活動して参りたい所存であります。
ユニバーサルデザインは、それぞれがハード面とソフト面の2種類に分けられると思います。
ハード面とは、物理的に整備する事を指し、着やすいきものを作成していくことを指し、ソフト面は心の啓発と言われており、思いやりのある着付を指します。
着物作成などのハード面のユニバーサルデザインが整のったとしても、自分で着るばかりでなく、着つけ支援する人の心のやさしさや思いやりがなければ、本当の意味でのユニバーサルデザインにはならない、ハード面とソフト面ともに成果をあげなくてはならないのでないかと思います。